2018年10月31日

徳島県消費者協会を訪問して

 徳島県消費者大学校大学院専門教育コースの受講生の皆さんに「繊維・繊維製品から考える環境問題」というテーマで話をする機会を得て、今年の9月25日に徳島県消費者協会を訪れた。
 世界的な環境問題として、これまで地球温暖化問題がクローズアップされてきたが、今年の前半頃から第二の地球環境問題としてマイクロプラスチックによる海洋汚染に関心が高まっている。繊維とプラスチックは同じ原料から異なる製造工程で作り出されたものが多く、私たちの身近なレジ袋の問題とも関係がある。もちろん,衣服の廃棄問題や洗たくに関連した環境問題も取り上げた。消費者問題として関心を持っていただきたいテーマであった。
 さらに他県の消費者協会の活動にも関心があった。徳島県は消費者行政に力を入れており、当日午後からの卒業式にも参加して、その一端を垣間見ることができた。県知事が3コース約70名の一人ひとりの卒業証書を読み上げ、写真撮影まで参加されて卒業生と歓談されておられる姿に、賢い消費者を育てる姿勢が感じられた。都道府県によって重点政策はもちろん異なるが、消費者協会の役割を考える有意義な機会を与えていただいた徳島県消費者協会に感謝したい。

副会長 菅井 清美
posted by 新潟県消費者協会 at 11:49| コラム | 更新情報をチェックする

2018年08月27日

進めよう消費者教育! 拡げよう消費者市民社会!

 8月10日(土)新潟ユニゾンプラザで行われた新潟県弁護士会主催のシンポジウムに参加しました。
柿野成美氏(消費者教育支援センター統括主任研究員)の基調講演、「消費者の行動で未来を変えよう」は、『誰かの犠牲によって作られた商品を買いたい人はいますか?』のインパクトがある言葉で始まりました。ファストファッションの製造ビルの崩壊、普段口にしているチョコレートのカカオがどういった状況で作られているのか、作る責任、使う責任、消費者教育の必要性、へと話が進みます。消費者市民社会の実現に向けて、①批判的思考力を磨く、②主張し行動する、③エシカルな視点で選択する、④みんなで力を合わせる、ことの重要性を話され、わかりやすく納得できる良い講演でした。
 高校教諭、生協理事、弁護士が加わってのパネルディスカッションでは、各々の取組の様子が紹介されました。悪質商法と消費者市民社会の関係が話題にあがり、批判的な思考力や多角的に情報を見る能力をつけることによって、目まぐるしく変わる悪質商法に対応できるとパネリスト達の意見は一致しました。
今後、新潟県消費者協会は振り込め詐欺やネット通販など身近な消費者被害防止のための取組を重ねると共に、消費者市民社会の形成のために先導的な役割を担う必要があると感じました。

常任理事 山崎和美
posted by 新潟県消費者協会 at 16:50| コラム | 更新情報をチェックする

2016年06月06日

「地方消費者グループフォーラム~関東ブロック~」に参加して

3月3日、新潟市で開催され、1都9県の関東ブロックより272人が集まり盛大にフォーラムが開催されました。県内の消費者協会からも多数の会員が参加しました。「つながりを広げ、深めよう~安心・安全な消費者市民社会に向けて~」のメインテーマのもとに午前中は坂東久美子消費者庁長官の講話に続いて、「異業種の連携でつくる地域のセーフティネット」と題して、茨城NPOセンター・コモンズ代表横田能洋氏より豊富な内容の基調講演がありました。その後、神奈川県、千葉県、新潟県など5つの行政・団体からの取組実践報告がありました。講演や報告からは活動のヒントを得ることが出来、福祉や地域、学校などと広く係わって活動を展開することが消費者市民社会の構築につながることを学ぶことができました。
お昼には、鮭の焼き漬けや醤油おこわ、笹団子など「うまさぎっしりなど新潟の味」にこだわったおいしいお弁当を食べました。午後からは「消費者教育の推進」「見守り活動・多様な連携」「これからの消費者市民活動」3つのテーマに分かれた分散交流会がありました。私は「消費者教育の推進」部会に参加しました。他県や県内の様々な団体の方々と活発な意見交換、情報交換ができました。私は、その中で、こども消費者学習や県のサポーターの活動について報告をしました。その後の全体会では、6グループの参加者から短時間ながら有意義な発表がありました。
長谷川会長が実行委員長を務め、全国ブロックの今年度最後の会で最大の参加者を得、実践的な内容で、参加された方々の今後の活動に生かされていく有意義なフォーラムだったと感じました。(常任理事 本多満喜子)
posted by 新潟県消費者協会 at 12:58| コラム | 更新情報をチェックする